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細胞:分泌小胞プールの小胞の生成順序に応じた機能的空間的分離

Nature 422, 6928 doi: 10.1038/nature01389

シナプス終末と神経内分泌細胞には分泌小胞が多数含まれているが、細胞膜に連結されてすぐに放出可能な状態にある小胞はごく少数である。残りの小胞は、細胞質内に大型のプールを形成し、エキソサイトーシス用の即時放出可能プール(RRP)へと動員されるのを待っていると考えられている。この動員の際の小胞の優先順位についてはわかっていない。ランダムに選択される可能性もあるし、古い順あるいは新しい順なのかもしれない。本論文では、時間とともに色が変わる蛍光タンパク質を積み荷に用いて、ウシ副腎のクロム親和性細胞中の小胞が、生成後の時間に基づいて2つの集団に分けられることを明らかにする。新たに生じた小胞は、生成直後は細胞膜に固定されている(形態的に連結されている)のに対し、それよりも前に生じた小胞は移動可能で、細胞の中心近くに局在している。分泌促進薬の種類に応じて、RRP、あるいは意外なことだが細胞の中心近くにある小胞プールから、選択的に小胞が放出される。つまり小胞は等質というわけでは全くなく、生成後の時間に応じて機能的、空間的に分離されているのである。

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