Letter 宇宙:余分な時空次元のサブミリメートルの範囲にはたらく力の上限 2003年2月27日 Nature 421, 6926 doi: 10.1038/nature01432 ストリング理論は、自然界の4つの力と素粒子の念願の統一理論への最も有望なアプローチである。しかし、それを支持する直接的な証拠は存在しない。ストリング理論は、我々が住んでいる3次元空間より多い、6つの余分な空間次元を必要とし、これらの余分な次元は、通常小さな空間に巻き上げられている、と仮定される。この「コンパクト化」は、時空の各点でコンパクトな次元の大きさと形を記述する、「モデュライ」空間を誘導する。これらのモデュライ空間は、最近のいくつかの予測によれば、約100マイクロメートルの長さのスケールで検出される可能性がある、重力に匹敵する強さをもった力を作り出す。本研究では、108マイクロメートルの隙間で分けられた平面状の振動子を使用し、重力程度の強さの力の探索を行った。しかし新たな力はこのレンジでは発見されなかった。これよりストレンジとグルーオンのモデュライの力に対して、これまで許容されてきたパラメータ空間のかなりの部分を除外することができた。またストリングディラトンとラディオンの力の範囲について新しい上限値を課すことができた。 Full Text PDF 目次へ戻る