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免疫:CD4+T細胞はCD8+Tリンパ球の2次増殖と記憶に必要である

Nature 421, 6925 doi: 10.1038/nature01441

細胞免疫学における長年のパラドクスは、CD4+ヘルパーT(TH)細胞が、細胞傷害性CD8+Tリンパ球反応の惹起にin vivoにおいてある条件でのみ必要なことである。あるウイルスに対するCTL反応がCD4+T細胞がない状態でも惹起されるのに対して、他の、例えば宿主の抗原提示細胞による「クロスプライミング」に媒介される反応などはH細胞に依存している。CTLの分化に関するH細胞の関わりをはっきりさせることを妨げているのは、ほとんどのH非依存性の反応が1次的な細胞傷害性エフェクターとしてex vivoで実証されてきているのに対して、H依存性反応は、一般的にその検出のためにはin vitroでの再刺激が必要であるという事実である。本論文で我々は、H依存性とH非依存性の1次および2次的なCTL反応を観察し、どちらの場合においても、CD8+T細胞の1次的増殖と細胞傷害性エフェクターへの分化にはCD4+T細胞が必ずしも必要でないことを報告する。しかしながら、2次的なCTL増殖(つまり抗原に再び出会った際の2次反応)は、H細胞が初回抗原刺激の後ではなく、抗原刺激の間に存在することに完全に依存している。我々の結果は、T細胞による補助は初回抗原刺激の際にCD8+T細胞でプログラム化され、抗原に再び出会ったときに機能を拡張する能力を持つという免疫記憶反応の顕著な特徴をこれらの細胞に与えることを実証するものである。

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