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神経:in vivoで海馬介在ニューロンに見られる脳の状態と細胞種に特異的な発火

Nature 421, 6925 doi: 10.1038/nature01374

海馬には異なる振動数の神経回路の周期的発火があり、それぞれ情報のコーディング、固定、再生の過程を表すものと考えられている。GABA(γ‐アミノ酪酸)含有性の介在ニューロンの一部は、4-8Hzのシータ振動、もしくは120-200Hzの速波関連リップル振動に相を合わせて発火するが、この2つは異なる行動の状態を表す。介在ニューロンは、in vitroでも錐体細胞に同調発火する。介在ニューロンには非常に多くの種類があることから、それらのニューロンがin vivoで別個の回路活動をつくりだすときに特定の役割を担っているのではないかという疑問が生まれる。本論文では、シナプス結合性と神経化学的マーカーによって可視化・定義された3種類の異なる介在ニューロン(籠細胞、軸索結合細胞、上昇層-網状層-分子層細胞、)が、麻酔下のラットにおいて、シータ振動とリップル振動に差別的に寄与していることを報告する。同一クラスに属する細胞の発火パターンは極めて類型的で、各クラスにユニークな特性を与えている。したがって、多種の介在ニューロンがあってそれぞれ錐体細胞の別個の領域に結合しているのは、錐体細胞群の活動を異なる時系列に脳の状態に依存して同調させるためであると結論される。

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