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発生:オーキシンはジベレリン応答を調節してシロイヌナズナの根の成長を促進する

Nature 421, 6924 doi: 10.1038/nature01387

植物器官の成長は、植物ホルモンであるオーキシンの茎の頂端から根端に至る流れの影響を受ける。しかし、器官成長の特性を与える細胞の増殖および容積増大をオーキシンが調節する機構は今まで不明であった。本論文では、オーキシンが、植物ホルモンであるジベレリン(GA)に対する細胞応答を調節することで、根の成長を制御していることを報告する。ジベレリンは、シロイヌナズナ(Arabidopsis)の核に存在する成長リプレッサーDELLAタンパク質の作用に対抗することで植物の成長を促している。RGA(gal-3のリプレッサー)はDELLAタンパク質の1つである。ジベレリンはDELLAタンパク質を不安定化し、検出可能なDELLAタンパク質の濃度と、その成長制限作用の両方を低下させることにより、複数のDELLAタンパク質の作用に対抗する。さらにオーキシンが、根の成長のジベレリンを介した制御に必要であること、またオーキシンの輸送またはシグナル伝達の減衰が、ジベレリンによって生じる根細胞核からのRGA消失を遅らせることもわかった。これらの結果は、茎の頂端部は、ジベレリンを介するDELLAタンパク質の不安定化にオーキシンが及ぼす作用によって、長距離に及ぶ調節を植物器官の成長に加えていることを示している。

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