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細胞:RNAポリメラーゼIIIが行う転写のc-Mycによる直接的な活性化

Nature 421, 6920 doi: 10.1038/nature01327

原癌遺伝子産物c-Mycは、後生動物の細胞増殖と細胞分裂に直接かかわっている。RNAポリメラーゼIII(pol III)は転移RNAと5SリボソームRNAの合成を行うが、増殖中の細胞ではタンパク質合成に必要となるために、これらの分子を大量に生産しなければならない。今回われわれは、pol IIIに特異的な基本転写因子であるTFIIIBにc-Mycが結合し、pol IIIによる転写を直接活性化することを明らかにした。クロマチンの免疫沈降により、哺乳類の培養細胞では内在性c-MycがtRNA遺伝子と5S rRNAのところに存在することがわかった。これらの結果は、c-Mycの細胞増殖促進作用にpol IIIの活性化が関与している可能性を示している。

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