Letter 遺伝:マウスゲノム配列の初解読と比較解析 2002年12月5日 Nature 420, 6915 doi: 10.1038/nature01262 マウスのゲノム塩基配列は、ヒトゲノムの内容を理解する上で情報を得るうえで重要な情報源であり、生物医学研究にとっても重要な実験材料である。本論文では、高品位マウスゲノム概要配列の作成にあたっている国際共同研究の成果を報告する。また、マウスゲノムとヒトゲノムの初期段階の比較解析も報告し、両者の塩基配列から得られるいくつかの洞察を述べる。マウスおよびヒトのゲノムの大きさや構造、塩基配列を現在の状態になさしめた進化上の圧力や、両ゲノムの大部分にわたる大規模なシンテニーの保存、両ゲノムの半分に満たない部分に見られるシンテニーより狭い配列相同性範囲、両ゲノムの選択下にある部分の割合、タンパク質をコードする遺伝子の数、生殖や免疫に関係する遺伝子ファミリーの拡大、タンパク質の進化、そして、種内多型性の特定といった論題について述べる。 Full Text PDF 目次へ戻る