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発生:一連の欠失と重複から四肢におけるHoxd遺伝子群の共線性機構の存在が示唆される

Nature 420, 6912 doi: 10.1038/nature01189

Hox遺伝子類は、HoxDクラスターの一端に位置しており、我々の四肢先端構造すなわち指の発生に不可欠である。両者に一致して見られるこの「共線性」に伴って、これらの遺伝子の転写効率に漸進的な減少が見られる。この裏にある調節機構を読み解き、ひいては手足の指が発生する仕組みの理解を進めるために、我々は、遺伝子操作して一連の欠失と重複をin vivoで作出した。そして、HoxD遺伝子類が、ある向性をもって遺伝子座位を認識する離れたエンハンサーをめぐって、5′側末端の優先権を競い合っていることを見いだした。Hoxd座位の数かゲノム上の位置関係のどちらかに修飾を加えると、指の数と形態の両方に影響するような遺伝子調節の再構成が引き起こされた。これらの結果から、クラスターの末端に位置する遺伝子群が、なぜ四肢の末端で発現し、それが転写効率の漸進的な減少に続いて起こるのかが明らかになり、また、四肢に特有の共線性という機構の実体がよく見えてくる。

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