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生理:Dec1およびDec2は哺乳類分子時計の制御因子である

Nature 419, 6909 doi: 10.1038/nature01123

哺乳類の概日リズムは、視床下部の視交叉上核にある生物時計によって制御されている。4つの時計遺伝子ファミリーが、細胞内で概日リズムを生じる転写‐翻訳フィードバックループに関与することが知られている。タンパク質ClockとBmal1は異種二量体を形成し、これがPer遺伝子ののプロモーター領域内にあるEボックス配列に結合して転写を活性化する。Perのタンパク質産物がCryタンパク質と協同的に作用してPerの転写を抑制することで自己調節性フィードバックループが完成する。今回、塩基性ヘリックス‐ループ‐へリックス転写因子であるDec1およびDec2が、Clock/Bmal1によるマウスのPer1遺伝子プロモーターの転写促進を、Bmal1タンパク質への直接作用かEボックス配列への競合的結合、またはその両方によって抑制することを見出した。視交叉上核におけるDec1Dec2発現には主観的昼にピークを持つ概日リズムがある。光パルスを短時間照射したところ、Dec1の発現は視交叉上核で位相依存的に誘導されたがDec2の発現は誘導されなかった。Dec1Dec2は哺乳類分子時計の制御因子であり、第5の時計遺伝子ファミリーを構成している。

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