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細胞:プロリルイソメラーゼPin1は遺伝子損傷毒性応答におけるp53の調節因子である

Nature 419, 6909 doi: 10.1038/nature01116

p53はさまざまな遺伝子傷害ストレスに応じて活性化され、細胞周期の停止またはアポトーシスという結果を生む。DNA損傷がp53のリン酸化と活性化をもたらすことは十分に証明されているが、p53の活性化の仕組については未だに完全には解明されていない。本論文で我々は、DNA損傷がp53の特定のセリン/トレオニン‐プロリンモチーフのリン酸化を誘導し、さらにペプチジル‐プロリルイソメラーゼの一員であるPin1との相互作用を促進することを報告する。また、Pin1のp53との相互作用は、DNA損傷によって誘導されるリン酸化に依存している。その結果、Pin1はp53のDNA結合活性と遺伝子発現のトランス活性化機能を刺激する。このPin1媒介性のp53活性化は、リン酸化セリン/トレオニン‐プロリンモチーフと相互作用するモジュールであるWWドメイン及びPin1のイソメラーゼ活性を必要とする。さらに、Pin1を欠損する細胞では、p53の活性化と適切なタイミングでのp53タンパク質の蓄積に欠陥があり、DNA損傷に対するチェックポイントの制御が妨げられている。以上をまとめると、これらのデータは遺伝子損傷毒性ストレスに対する細胞応答における、p53のPin1による調節メカニズムを示していると考えられる。

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