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免疫:T細胞によるリガンド認識の直接的な観察

Nature 419, 6909 doi: 10.1038/nature01076

T細胞の活性化は、抗原提示細胞(APC)の表面にある主要組織適合複合体(MHC)に結合した抗原性ペプチドとT細胞受容体との相互作用を介して行われるが、これは適応免疫における重要な過程である。本論文で我々は3次元蛍光顕微鏡法を用いて、フィコビリンタンパク質であるフィコエリトリンで標識化した個々のペプチド‐I-EkクラスIIMHC複合体を観察し、単一の細胞内でT細胞の感受性と免疫シナプスが形成されるための必要条件を調べた。我々は、CD4抗原を発現しているT細胞は、たった1個のアゴニストペプチド‐MHCリガンドにも一過性のカルシウムシグナル伝達により応答すること、また、およそ10個のアゴニストが存在すると、T細胞とAPCの接触領域における分子群のとる構造が免疫シナプスの特徴を呈することを明らかにした。この感受性はCD4に大きく依存しているが、それは抗体を用いてこの分子を阻害すると、T細胞がほぼ30個以下のリガンドを検出することができなくなるからである。

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