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発生:未受精卵のDNA複製能は卵成熟期にCdc6によって与えられる

Nature 419, 6908 doi: 10.1038/nature01046

卵形成の最終過程である卵成熟は、未成熟な卵母細胞が受精可能な卵となるための決定的な発生段階である。アフリカツメガエル(Xenopus)では、卵成熟の核膜消失時に、それまで卵母細胞に存在していなかったDNA合成誘導因子の翻訳によって、DNA複製能が獲得される。本研究で我々は、MCM (ミニ染色体維持)ヘリカーゼを複製前複合体に誘導するために必要であるCdc6が、そのDNA合成誘導因子であることを見出した。我々は卵母細胞内にcdc6の母性mRNAが蓄えられているが、タンパク質は蓄えられていないことを示す。Cdc6タンパク質は卵成熟中に合成されるが、これはアンチセンスオリゴクレオチドの注入によるcdc6母性mRNAの機能阻害や翻訳阻害により阻止できる。Cdc6組換えタンパク質を用いたこれらの卵母細胞に対するレスキュー実験により、Cdc6は、その翻訳は受精前の卵にDNA複製能を与えるために必要十分である、唯一の欠如している複製因子であることを示す。DNA複製能はCdc6によって第一減数分裂の終わりに与えられるが、活性化した大量のCdc2/サイクリンB2を維持する細胞分裂抑制因子(CSF)経路が、受精までS期への進行を阻害する。

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