Letter 生態:現存および化石の植物群落における分類配分およびバイオマス配分の一般的パターン 2002年10月10日 Nature 419, 6907 doi: 10.1038/nature01069 進化生態学の主要な目標の1つは、多種生物からなる群集の多様性を維持する一般特性を見つけることである。生態群集の分類や生態の特性を理解することは、多種共存や多様性を制御する諸過程についての理論を発展させたり検証したりするための手だてとなる。我々は今回、各種の生物地理学的な地域や大陸、地質年代区分の木本植物群落から得られたデータを用いて、高次分類群の数は種の豊富さの一般的な「べき」関数となり、これは無作為化された群落とは有意に違っていることを報告する。我々は、局地的な群落は一般に、偶然だと予想されるよりも少ない数の高次分類群によって特徴づけられることを見つけた。分類群の多様性の程度は、分散や潜在的生物相互作用の状態に影響を受ける。さらに、局地レベルの多様性の変化には、分類群間での群落バイオマス配分の定常的な変化が伴っており、この定常的変化も「べき」関数によって記述される。我々の得た結果は、局地や地域レベルの諸過程が何百万年にもわたり一貫して、群落の多様性やバイオマス配分を制御してきたことを示している。 Full Text PDF 目次へ戻る