Letter 遺伝:熱帯熱マラリア原虫Plasmodium falciparumの第12染色体の塩基配列 2002年10月3日 Nature 419, 6906 doi: 10.1038/nature01102 ヒトマラリア原虫Plasmodium falciparumによる死者は毎年100万人を越えている。マラリアの基礎研究を活発にし、原虫に対する効果的な薬剤やワクチンの開発を促進する目的で、ショットガン法を染色体ごとに行って、P. falciparumクローン3D7の完全ゲノムが解読された。ここでは、マラリア原虫がもつ14本の染色体のうちで3番目に大きい第12染色体の塩基配列を報告する。この第12染色体は、23メガ塩基のゲノムの約10%に相当する。P. falciparumゲノムは、これまでに解読されたゲノムの中で最も(A+T)が多いため(80.6%)、読み取った断片的な配列をつなぐときに深刻な問題に直面した。本論文では、第12染色体の完全連続配列を完成できた方法論について記述する。この配列データのもつ生物学的意味については、本号に同時に掲載されるArticle(p.498)で、さらに詳しく論じられている。 Full Text PDF 目次へ戻る