Letter 遺伝:熱帯熱マラリア原虫の2番、10番、11番、14番染色体の塩基配列 2002年10月3日 Nature 419, 6906 doi: 10.1038/nature01094 カに媒介される熱帯熱マラリア原虫(Plasmodium falciparum)によって毎年、推定で70万〜270万人が死亡し、その主な犠牲者はアフリカのサハラ砂漠以南に住む小児である。有効な手を打たなければ、抗マラリア薬剤耐性をもつ原虫の拡散やカの殺虫剤耐性の増大といったさまざまな要因によって、今後の20年間でマラリア患者数が倍増する可能性がある。基礎研究を活性化し、新薬や新ワクチンの開発を促進しようと、染色体ごとにショットガン法を使って、熱帯熱マラリア原虫クローン3D7のゲノム塩基配列が解読された。本論文では、10番、11番、14番染色体の塩基配列と、2番染色体塩基配列の再解析について報告する。これらの染色体は、23メガ塩基からなる熱帯熱マラリア原虫ゲノムのほぼ35%に相当する。 Full Text PDF 目次へ戻る