Letter 神経:視覚系の活動による樹状突起の伸長亢進には、NMDA受容体とRhoGTPアーゼが必要である 2002年10月3日 Nature 419, 6906 doi: 10.1038/nature00987 これまでの研究で示唆されているように、中枢神経系ではニューロンの活動が、グルタミン酸受容体とGTPアーゼに依存したアクチン細胞骨格の変化を介して、シナプス結合の形成を誘導している可能性がある。今回、アフリカツメガエル(Xenopus laevis)のオタマジャクシの視蓋細胞をin vivoで微速撮影することにより、光刺激によって視覚系の活動を亢進させると樹状突起の伸長が促されることを実証した。刺激で促進されるこの樹状突起の伸長には、グルタミン酸受容体を介したシナプス伝達、RhoA活性の低下、RacとCdc42の活性増進が必要である。これらの結果は、in vivoで視覚刺激が引き起こすニューロン構造の可塑性に、RhoGTPアーゼが果たす役割を表すものである。 Full Text PDF 目次へ戻る