Letter

材料:SrTiO3(001)のTiO2に富んだ表面の構造と化学

Nature 419, 6902 doi: 10.1038/nature01010

酸化物表面は触媒や薄膜成長という応用にとって重要である。固体無機化学の重要な先端研究は酸化物の表面構造を予測することである。現在、酸化物表面の原子配置についてはわずかしか知られておらず、そのような配置を制御する力に関してかなり議論されてきた。例えば、あるモデルは支配的要因がクーロン力の減少であると示唆し、別のモデルはフェルミエネルギーより下の状態への電荷移動による「ダングリングボンド」の最小化を挙げている。ペロフスカイト構造をもつ酸化物の標準モデルであるSrTiO3の表面構造と特性は広く研究されてきた。今回我々は、高分解能電子顕微鏡と理論的な直接法の組み合わせによって得られた2×1 SrTiO3 (001)表面構造の解を報告する。我々の結果は、表面でTiO6-x単位が辺共有ブロックに再配列することにより、SrTiO3のSrO不足表面構造が決定されることを示す。我々は、この構造概念がペロフスカイト表面に一般的に拡張できると考えている。

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