Article 発生:外胚葉性頂堤からのFGFシグナル伝達が四肢発生に果たす機能 2002年8月1日 Nature 418, 6897 doi: 10.1038/nature00902 外胚葉性頂堤(AER)からの繊維芽細胞増殖因子(FGF)シグナル伝達が果たす役割を突き止めるため、我々は、マウス四肢発生のさまざまな段階で、AER細胞もしくはその前駆細胞においてFgf4およびFgf8を不活性化した。そして本論文で、FGF4およびFGF8が発生中の肢芽の細胞数を制御しており、AERから離れた位置にある細胞の生存に必要なことを示す。我々は、観察された骨格表現型に基づいて、これらの機能が、すべての正常な骨格要素、そしておそらく肢の正常な他の組織すべてを形づくるのに十分な量の始原細胞を確実に入手できるようにするのに必須であるという結論に至った。FGF4とFGF8の双方の活性が完全にない場合、四肢発生は起こらない。我々は、FGFを介在した肢芽の大きさや細胞の生存に及ぼす作用が、どのようにして変異表現型を生じさせるかを説明するモデルについて述べる。 Full Text PDF 目次へ戻る