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細胞:RNA干渉によるHIV-1複製の調節

Nature 418, 6896 doi: 10.1038/nature00896

RNA干渉(RNAi)では、二本鎖RNA(dsRNA)が動物および植物の細胞でmRNAの配列特異的な分解を導く。哺乳類細胞におけるRNAiは、21ヌクレオチドからなる二本鎖の短い干渉RNA(siRNA)により引き起される。今回、ヒト細胞系と一次リンパ球を対象に、HIV-1ゲノムのさまざまな領域を標的としたsiRNAを用いてHIV-1複製の初期および後期段階を阻害したので報告する。合成したsiRNA二本鎖またはプラスミド由来のsiRNAは、HIV-1のゲノムRNAを特異的に分解してウイルスの相補DNA中間体の形成を抑えることでウイルス感染を阻害する。以上の結果は、RNAiがHIV複製サイクルの調節に適していることを示しており、核タンパク質の逆転写複合体中に存在するHIV-1のゲノムRNAが、siRNAを介した分解を受けうることを示す証拠である。

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