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生化学:高分解能で見るセイヨウワサビのペルオキシダーゼの触媒作用

Nature 417, 6887 doi: 10.1038/417463a

生物系における酸素や過酸化物の活性化を分子レベルで詳述するのは困難だが、それはX線データを収集する間に、放出される電子が酸化還元反応を触媒する酵素の活性中心を還元してしまうからである。本論文では、高原子価状態にある酸化還元中間体の結晶構造を得るのに有効な方法について論述し、セイヨウワサビペルオキシダーゼ(HRP)に結合した二酸素のX線が引き起こす触媒的還元反応を三次元動画で撮影したものを発表する。また、HRPの5つの酸化状態すべてについて高分解能構造が得られると思われる別の実験法についても報告する。この方法により、5種類の酸化還元状態を保った構造が初めて明らかにされた。

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