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医学:ヒトアミロイド症治療のための血清アミロイドP構成成分を標的とする薬物による枯渇

Nature 417, 6886 doi: 10.1038/417254a

通常の血漿タンパク質である血清アミロイドP構成成分(SAP)は全てのタイプのアミロイド沈着物中の原線維に結合し、アミロイド症の病因に寄与している。このプロセスに干渉する目的で我々はアミロイド原線維に対するSAP結合の競合的阻害剤である薬物、R-1-[6-[R-2‐カルボキシ‐ピロリジン‐1‐イル]‐6‐オキソ‐ヘキサノイル]ピロリジン‐2‐カルボン酸を開発した。この回文構造をした化合物はまたSAP分子を架橋し二量体化させ、結果として肝臓によるSAPの非常に急速なクリアランスをもたらす。従ってこの化合物は循環しているヒトSAPの著しい枯渇を引き起こす。この薬物作用機序により、組織におけるヒトアミロイド沈着物からSAPが強力に除去され、全身性アミロイドーシスと局所的アミロイドーシス、例えばアルツハイマー病やII型糖尿病、の両方に対する新たな治療法が提供されると考えられる。

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