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細胞:シロイヌナズナにおける左巻きらせん成長の基盤となる微小管

Nature 417, 6885 doi: 10.1038/417193a

植物の幹、茎および巻きヒゲのらせん、ならびに扇風機のファンの形をした花弁の配置には左右非対称性が見られる。このような非対称的構造での巻きの左右性は種によって固定されていることが多く、遺伝的要因が非対称発生を制御していることが示されている。今回、αチューブリン4と6から構成されるチューブリン二量体の分子内接触面の優性ネガティブ変異が、シロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana)の伸長器官における左巻きらせんの成長および時計回りのねじれを引き起こすことを示す。また変異型チューブリンが集合して微小管多量体を形成し、右巻きで斜めに傾いた表層配列が根の表皮細胞に生じることを確かめた。この変異体の表層微小管は、微小管特異的な薬剤に対する感受性が上昇していた。以上の結果は、微小管の安定性の低下が植物における左巻きらせんを成長させる要因となることを示唆している。

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