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生態:過去2200年にわたる太平洋北東海域の魚資源の生産力

Nature 416, 6882 doi: 10.1038/416729a

漁獲高記録によれば、気候変動は北太平洋とそこに生息するサケやマイワシ、カタクチイワシなどの魚類個体群に海盆規模の影響を及ぼしてきた。しかし、こうした記録は、パターンの特性や頻度をはっきりとらえるには期間が短すぎる。我々は、アラスカ州コディアック島のサケが産卵・成長する湖で得た堆積物コアから、およそ2200年分のベニザケの数度記録を再構築した。数度の大規模な変化は、過去300年間に記録された10年規模の変動をはるかに上回るもので、過去2000年にわたって起こっていた。アラスカ産ベニザケでは、数百年規模の顕著な減少が紀元前100年頃から紀元800年まで見られるが、紀元1200年から1900年まではサケの数度は一貫して高かった。過去2000年にわたって、カリフォルニア海岸沖のチリマイワシとカリフォルニアカタクチイワシの数度には、同期するいくつかの変動パターンが見られる。だが、マイワシとカタクチイワシはアラスカ産サケの個体数減少とは同期せずに変動しており、サケの変動は有史記録で見つかっているパターンとは異なっている。広い地域にわたって一貫したパターンが観測されることから、太平洋北東海域の魚資源の増減には気候の影響が大きな役目を果たしていることがわかる。

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