Letter 進化:中国で見つかった角竜類恐竜化石と角竜類の初期進化 2002年3月21日 Nature 416, 6878 doi: 10.1038/416314a 角竜類は、非鳥類型恐竜の中でも最後期に最も多様な放散をした分類群の1つである。近年の系統分類学研究により、角竜類はごく初期に、オウムに似たプシッタコサウルス類と、頭部に襟状の構造がある新角竜類に分かれたとする見解が異論なく裏づけられている。しかし、角竜類の初期進化については、初期の化石記録が不完全なことが主な理由で、解明があまり進んでいない。本稿では、中国で見つかったごく原始的な角竜類について報告する。分岐分析では、この新種は最も原始的な新角竜類となる。この新分類群により、新角竜類の一部の特徴が、従来考えられていたよりも段階的に変化して進化したことが明らかとなり、また、角竜類の進化史の初期には特徴がモザイク的に進化したことが暗示される。 Full Text PDF 目次へ戻る