Review Article 地球:地球の組成の決定 2002年3月7日 Nature 416, 6876 doi: 10.1038/416039a 惑星科学で長年の問題となっているのは、地球が何でできているかということである。現存するコンドライト隕石に似た、揮発性物質が枯渇している始源物質が地球型惑星の「基本成分」であるとこれまで長い間考えられてきた。しかし、地球、火星、彗星および様々な隕石から得られた物質の、Mg/Si比、Al/Si比、酸素同位対比、オスミウム同位対比、および、D/H、Ar/H2O、Kr/Xe比などから、地球のマントルに似た始源物質は、これまで収集された隕石の中には存在しないことがわかってきた。むしろ地球の「基本成分」は、まだ標本が収集されていない「地球型コンドライト」または「地球型エコンドライト」からできているはずだ。 Full Text PDF 目次へ戻る