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免疫:シロイヌナズナの先天性免疫におけるMAPキナーゼ情報伝達カスケード

Nature 415, 6875 doi: 10.1038/415977a

先天性免疫応答による病原体関連分子パターン(PAMP)の認識は、植物、昆虫、哺乳類で非常によく保存されている。細菌の鞭毛の成分で高度に保存されているフラジェリンは植物や哺乳類ではPAMPとして働く。われわれは、早期防御遺伝子の転写をフラジェリンによって誘導するシロイヌナズナArabidopsis thalianaの葉の細胞系を作出した。今回、われわれは、植物のMAPキナーゼカスケードの全体(MEKK1、MKK4/MKK5、MPK3/MPK6)と転写因子WRKY22/WRKY29を同定した。これらは、ともにロイシンに富む反復配列(LRR)をもつ受容体キナーゼであるフラジェリン受容体FLS2の下流で作用する。このMAPKカスケードの活性化によって、病原性細菌、病原性菌類両方に対する抵抗性が得られることから、さまざまな病原体によって誘導される複数のシグナル伝達系が、よく保存されたMAPKカスケードに収束していることが示唆される。

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