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生化学:ホスホリパーゼCg1は、核のGTPアーゼPIKEの生理的グアニンヌクレオチド交換因子である

Nature 415, 6871 doi: 10.1038/415541a

ホスホリパーゼCg1(PLC-γ1)は、ホスファチジルイノシトール‐4,5‐ビスリン酸を加水分解して第二メッセンジャーであるイノシトール‐1,4,5‐トリスリン酸とジアシルグリセロールにする。またPLC-γ1は、成長因子に依存するチロシンリン酸化によって細胞分裂の促進作用を行う。しかし、この活性はPLC -γ1のホスホリパーゼ活性には依存せず、SH3ドメインを必要とする。今回、PLC-γ1がPIKE(ホスファチジルイノシトール‐3-OHキナーゼ(PI(3)K)活性化因子)のグアニンヌクレオチド交換因子(GEF)として働くことを明らかにする。PIKEは核内PI(3)Kを活性化する核内GTPアーゼで、神経成長因子(NGF)による核内PI(3)K活性の生理的活性化に関与する。この酵素活性によって、PLC-γ1の持つ細胞分裂促進作用を説明できる。

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