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視覚:霊長類側頭葉の特徴選択性は視覚範疇分け学習によって影響される

Nature 415, 6869 doi: 10.1038/415318a

ヒトが対象を認識し関わり合う仕方は、その対象との過去の経験に依存する。たとえば、鳥の専門家は素人よりもスズメ、イソシギ、オカメインコを見分ける可能性が高い。下部側頭葉のニューロンが視覚対象の神経活動表現に重要であることは示されているが、対象のどんな特徴が神経活動表現され、それがどのように範疇分けトレーニングによって影響されるかについては解明されていない。本稿では、視覚特徴に基づいた対象の範疇分け学習によって、マカクサルの下部側頭葉の特徴選択性が影響されることを示す。2セットの可変的刺激を用いた範疇分け課題を実行中のサルから単一ニューロン記録をとった。それぞれの刺激セットは4つの可変的特徴をもつが、そのうち2つのみが範疇分け課題にとって重要だった(判断特徴)。するとニューロンの活動は、非判断特徴より判断特徴に対して高かった。これによって、霊長類の下部側頭葉で、範疇分けに重要な刺激特徴が単一ユニット(ニューロン)活動として具体化されることが実証された。

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