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発生:蝶の目玉模様の量的多様性におけるDistal-less遺伝子の関与

Nature 415, 6869 doi: 10.1038/415315a

蝶の翅を飾る色彩パターンは、進化―発生間における相互作用を研究するのに理想的な材料である。これは、しばしば明らかな適応を伴った、自然選択の結果生じた視覚的に極めて目を惹く創造物であり、またこれは、詳細な発生機構によって制御されている。翅のパターンの進化と発生の研究は、熱帯の蝶であるBicyclus anynanaにおける目玉模様に注目してきた。目玉模様形態のいくつかの特徴のための量的多様性が存在するものの、このような多様性に関与する実際の遺伝子は知られていない。一方、翅原基における遺伝子の発現パターンの研究では、目玉模様の形成に関与していると思われるいくつかの異なる発生経路群が示されてきた。進化―発生間の2組の情報を統合するためには、上述経路に含まれる遺伝子のどれが自然選択を受けるような量的多様性に関わっているかを突き止める必要がある。今回、B. anynanaにおける候補遺伝子Distal-less(Dll)の遺伝子多型と目玉模様の大きさの関連を示し、このギャップの橋渡しを始める。

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