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メトホルミンは脂質を減らしてインスリン感受性を回復させる

Nature Medicine 19, 12 doi: 10.1038/nm.3414

メトホルミンは糖尿病の治療薬として最も広く処方されている薬剤の1つだが、これが治療効果を発揮する仕組みはまだよく分かっていなかった。マウスを使った新しい研究で、メトホルミンが肥満状態でインスリン感受性を改善し血糖値を低下させるのには、アセチルCoAカルボキシラーゼAcc1およびAcc2のAMP活性化プロテインキナーゼ(AMPK)による阻害的リン酸化が不可欠なことが明らかになった。

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