News & Views

「メッセンジャーを撃って」HIVの抑制を維持

Nature Medicine 17, 8 doi: 10.1038/nm.2427

一部のヒト白血球抗原(HLA)対立遺伝子群は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)特異的CD8+ T細胞の活発な応答と良好な臨床転帰とに関連づけられている。新しい研究で、防御的に働くこれらの対立遺伝子群をもつ患者がHIV-1複製を抑制できる仕組みが、CD8+ T細胞の介在する制御性CD4+ T細胞の殺傷によって部分的に説明できる可能性が示された。

目次へ戻る

プライバシーマーク制度