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嚢胞性繊維症ではNETが呼吸不全を引き起こす

Nature Medicine 16, 9 doi: 10.1038/nm0910-967

嚢胞性繊維症では、粘着性でどろどろの粘液が気道に溜まって呼吸不全を引き起こし、これが死亡原因の筆頭となっている。好中球は、気道内に住み着いている細菌を捕獲して殺すために細胞外トラップ(NET)を形成し、その結果好中球の死骸が大量に溜まって、それが啖の粘度を高めて、この疾患の患者で肺機能を悪化させることが、新しい研究で示された。

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