Editorial

有害な無関心

Nature Medicine 16, 6 doi: 10.1038/nm0610-609

おもな製薬企業は、認可されている効能以外の目的での医薬品の使用、つまり適応外使用を促すという違法な販売促進行為を続けており、これにはいつも決まったように巨額の罰金が科されている。しかし、売上が罰金を大きく上回る限り、法をかいくぐるこうした行為は後を絶たないだろう。規制当局はこのような倫理にもとる危険な行為を禁止するためにもっと実効性のある措置をとるべきだ。

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