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NOD2とオートファジーの結びつき

Nature Medicine 16, 1 doi: 10.1038/nm0110-28

クローン病に対する感受性は、2つの病態生理学的経路に関与する複数の遺伝子の多型と関連していることがわかっている。経路の1つはオートファジー(自食作用)であり、もう1つは細胞内受容体であるNOD2(nucleotide-binding oligomerization domain-containing-2)による細菌ペプチドグリカンの認識である。2つの研究によって、NOD2による細菌ペプチドグリカンの認識が自食作用と細菌除去を引き起こすことが明らかにされ、この2つの経路が結びつけられた。

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