Editorial

変化の風、立ちこめる煙

Nature Medicine 14, 10 doi: 10.1038/nm1008-991

選挙では国内問題に関心が集中しがちだろうが、超大国の国内問題は世界全体に波及する。もちろん、科学政策も例外ではない。地球温暖化、それが引き起こすマラリアのような疾病や呼吸器病の蔓延、インフルエンザの世界的流行への懸念等々、暗雲たちこめる状況下で、次期米国大統領が決定する科学政策は、国際的に、良くも悪くも大きな影響があるのだ。

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