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2006年を振り返る

Nature Medicine 12, 12 doi: 10.1038/nm1206-1338

科学は地味な分野だとは誰が言ったのだろう。 今年は、派手なできごとが立て続けに起こった。おおげさな主張、突飛なアイデア、あからさまな嘘(しかも高名な研究グループからの)が飛び交い、どれもがニュース種になった。しかし、大いに必要とされていたワクチンの登場、殺虫剤DDTのマラリア対策としての復活、資金不足にあえいでいた研究分野への資金投入など、拍手で迎えられたものも多かった。この特集では、今年の最高の瞬間、最もすばらしい話や最もばかげたできごとを振り返り、来年のことも少しだけ予測してみたい。

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