Perspective

HIV-1感染における免疫防御力の対応づけ:わかっていること、不明なこと、解明すべきこと

Nature Medicine 10, 8 doi: 10.1038/nm0804-806

ワクチン学の創生期には、ワクチン接種者で防御力がどのようにあらわれてくるかはわかっていなかった。今日では、免疫学の知識の蓄積により、さまざまなワクチンにより何が刺激され、防御効果につながるかが以前よりよくわかるようになった。つまり、ワクチンと防御力の間の対応づけができるようになったのである。本論文では、広範囲にわたるウイルス疾患に対して現在使われているワクチンに関して、防御力の対応づけについて述べ、さらにHIV-1自然感染の間に生じる、疾病に対する防御力の対応づけについて論じる。また、HIVワクチンの第3相臨床試験をデザインして個々のワクチンの持つ防御力の対応づけを決定することがなぜ重要なのかについても論じる。

目次へ戻る

プライバシーマーク制度