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エピゲノミクス:DNMT3Aはユビキチン化ヒストンに結合してバイバレントな遺伝子を調節する

Nature Genetics 54, 5 doi: 10.1038/s41588-022-01073-4

マウス脳の皮質細胞において、DNMT3A1のN末端にある天然変性ドメインが、PRC1に触媒されたH2AK119ub(ヒストンH2AのPRC1依存的にユビキチン化された119番目のリシン)に結合して、バイバレントプロモーターを標的としてDNAをメチル化することが分かった。バイバレント遺伝子の周辺のメチル化は、マウスの出生後の発達に重要であり、他の細胞タイプや疾患でも同様に重要な可能性がある。

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