Research Briefing

パパイアゲノム:パパイアのゲノム解析から栽培化の歴史とトランスジェニック挿入が明らかになる

Nature Genetics 54, 5 doi: 10.1038/s41588-022-01030-1

パパイヤのトランスジェニック品種サンアップのゲノムには、1.64 Mbの複雑な挿入が含まれている。この挿入領域には、3つのトランスジェニック断片が、親品種サンセット由来の61の核ゲノム断片と13の細胞小器官ゲノム断片と共に組み込まれている。集団ゲノム解析から、パパイアの栽培化過程で147の選択的スイープが生じたことと、これには果肉の色の形成や糖度に関与する必須遺伝子が含まれていることが示された。

目次へ戻る

プライバシーマーク制度