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ヒストン修飾:びまん性正中神経膠腫の起源細胞を定める

Nature Genetics 54, 12 doi: 10.1038/s41588-022-01231-8

ヒストンH3のK27M変異は、びまん性正中グリオーマ(神経膠腫)のドライバー変異であることが明らかになっている。一細胞ゲノム解析、エピゲノム解析、クロマチン構造解析による包括的なマルチモデルを用いた2つの研究により、この腫瘍の起源細胞に関する特徴が明らかになった。脳橋と視床の腫瘍では、H3K27Mをもたらす起源細胞が異なることが分かった。また、橋グリオーマがより未成熟なオリゴデンドロサイト前駆細胞様細胞を含んでいることも分かった。

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