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小児ALLを発症させるRAGドライバー

Nature Genetics 46, 2 doi: 10.1038/ng.2879

B細胞分化に関与する遺伝子に影響を与えるゲノム異常は、B前駆細胞性の急性リンパ芽球性白血病(ALL)の特徴である。今回、ETV6-RUNX1陽性ALLについての新しい全ゲノム配列決定研究から、RAGが仲介する組換え(これは、B細胞分化過程で機能する遺伝子や調節エレメントを特異的に標的とする)が、このALLの原因となる機構であることが明らかになった。

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