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発生プログラムが悪性の胎児性脳腫瘍を引き起こす

Nature Genetics 46, 1 doi: 10.1038/ng.2857

多層性ロゼットを有する胎児性脳腫瘍(embryonal tumors with multilayered rosettes:ETMR)は、乳児期に出現する未分化神経外胚葉性腫瘍である。脳特異的発現遺伝子であるTTYH1のプロモーターと、ヒトマイクロRNAの大きなクラスターであるC19MCとが融合することにより、胎児期の神経発生プログラムが起動され、その結果、ETMRが引き起こされることが分かった。

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