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アワ:アワ(Setaria italica)のゲノム多様性のハプロタイプマップと農業形質のゲノムワイド関連解析

Nature Genetics 45, 8 doi: 10.1038/ng.2673

アワ(Setaria italica)は乾燥地域で栽培される重要な穀物である。今回我々は916種類のアワ品種の塩基配列決定を行って258万個のSNPを発見し、高頻度のSNP 80万個を用いてアワゲノムのハプロタイプマップを作成した。アワの品種は、早生および晩生と強く相関する2つの異なる群に分類された。5種類の環境で916品種の表現型を分析すると、47種類の農業形質と関連する512個の遺伝子座がゲノムワイド関連解析によって発見された。高読取深度で塩基配列決定されたエノコログサSetaria viridisS. italicaの野生祖先種)の1アクセッションおよびS. italicaの1品種のゲノムを新規に組み立てると、複雑な種間変異および種内変異が発見された。また、最近の育種で生じたと考えられる36件の選択的一掃も明らかにされた。本研究は、アワの遺伝学的研究および遺伝的改良に重要な資源を提供するものである。

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