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嚢胞性繊維症:嚢胞性繊維症膜コンダクタンス制御因子遺伝子の多様性がもたらす疾患易罹患性

Nature Genetics 45, 10 doi: 10.1038/ng.2745

疾患を引き起こす遺伝子の対立遺伝子異質性は、ゲノムの多様性を臨床に橋渡しする際の大きな課題である。嚢胞性繊維症膜コンダクタンス制御因子遺伝子CFTRのおよそ2,000個の遺伝子多様体のうち、一部にしか嚢胞性繊維症を引き起こすという経験的証拠がない。この隔たりを説明するため、北米およびヨーロッパの患者登録および診療所での嚢胞性繊維症患者39,696例の遺伝子型および表現型の両方のデータを収集した。これらの患者においては、159個のCFTR遺伝子多様体の対立遺伝子頻度がŁ0.01%であった。これらの遺伝子多様体については、臨床的重症度と機能的結果の両方を評価すると、127個(80%)が嚢胞性繊維症に一致する臨床的および機能的な基準に合致した。嚢胞性繊維症患者の父親2,188例における疾患浸透度の評価から、残りの32個の遺伝子多様体のうちの12個が中立の効果を持ち得るが、他方の20個の遺伝子多様体については効果を確定できなかった。この研究は、表現型が明確に特定された患者から直接得られたデータが、臨床に関連するゲノム多様性を解釈する上で非常に役に立つことを実証している。

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