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先天異常症候群:ABCC9の優性ミスセンス変異はカントゥ症候群を引き起こす

Nature Genetics 44, 7 doi: 10.1038/ng.2324

カントゥ症候群は、先天性多毛症、特有の顔貌、骨軟骨異形成症および心臓の異常を特徴とする。家系を基盤にエキソーム塩基配列決定を行い、ABCC9におけるde novo変異を同定した。次に、検討したカントゥ症候群の16人のうち14人にABCC9の新しい優性ミスセンス変異を発見した。ABCC9タンパク質は、細胞の代謝状態をその電気的活性に結びつけるATP依存性カリウム(KATP)チャネルの一部である。すべての変異がABCC9の膜貫通領域内あるいはその近傍のアミノ酸を変化させた。電気生理学的測定を用いて、ABCC9の変異がATPを介するカリウムチャネルの抑制を低下させ、チャネルの開口を引き起こすことが示される。そのうえ、カントゥ症候群患者の表現型とKATPチャネルアゴニストのミノキシジルの副作用の間の類似性から、ABCC9の変異がチャネルの開口を引き起こすことが示唆される。ABCC9アンタゴニストが利用可能であることを考えると、我々の知見はカントゥ症候群患者の治療に直接関係するものかもしれない。

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