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胃がん:ゲノムワイド関連研究で非噴門型胃がんの新しい感受性座位が3q13.31と5p13.1で見つかる

Nature Genetics 43, 12 doi: 10.1038/ng.978

噴門型、非噴門型を合わせて胃がんは全世界で第2位のがん関連死亡の原因である。非噴門型胃がんの遺伝的リスク多型を見つけるため、3,279人の中国系の人(1,006人の非噴門型がん罹患者と2,273人の対照群)についてゲノムワイド関連研究を行った。有意の関連を別の6,897人(3,288人の非噴門型がん罹患者と3,609人の対照群)について確認した。非噴門型胃がんについて新規の感受性座位2個を5p13.1(PTGER4PRKAA1を含む領域内のrs13361707、OR=1.41、P=7.6×10–29)と、3q13.31(ZBTB20内のrs9841504、OR=0.76、P=1.7×10–9)に見つけた。コンピューターを用いた予測法により解析すると、以前に報告されている8q24上のrs2294008とrs2976392、1q22上のrs4072037、20p13上のrs13042395が漢民族の非噴門部型胃がんと関連することも確認された。

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