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複製ライセンス化の制御における障害は、ゲノム不安定性と癌を引き起こす

Nature Genetics 39, 1 doi: 10.1038/ng0107-10

複製開始因子は細胞増殖に必須であり、癌でその機能が損なわれているとは考えにくい。この見方に異議を唱えるかのような、新たな研究成果がマウスで報告された。複製開始因子Mcm4をコードする遺伝子に存在するハイポモルフ突然変異が遺伝的不安定性をもたらし、乳腺腺癌を発症しやすくすることが示されたのである。

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