目次

Volume 3 Number 52006年5月号

Editorial

 10 周年を迎えたアストロバイオロジー

この新興の研究分野には今後の展開が期待できる。

News

 ロンドンの惨事と「スーパー抗体」

ロンドンの病院で今年3 月、臨床試験に協力した6 人の健康な男性が多臓器不全で集中治療室に運ばれ、2 人が危篤、4 人が重症となる事件があった。この惨事の原因は、投与された薬そのものにあったことが明らかになった。いったい何が問題だったのか、この「スーパーアゴニスト」抗体による治療に将来はあるのか。Michael Hopkin が取材した。

News Features

 量子コンピューターはすぐそこに?

量子コンピューターは、率直にいってふしぎで難解な装置だ。しかし、いくつかのハードルが残っているものの、その実現の日は驚くほど近づいているらしい。この奇妙な装置はどのような道をたどって実現に向かっているのか、Philip Ball が研究の現状を取材した。

 あらゆる場所の、あらゆるものに

小さなコンピューターが生態系や建物、さらには人体までをも常時監視するようなことになれば、科学は大きく変化するかもしれない。Declan Butler が探る。

Business News

 ベル研究所の改革の行方

ルーセント社が期待しているのは、起業家気質の新所長の手による伝説的なベル研究所の再生だ。

Japan News Feature

 非コードRNA に注がれる熱い想い

タンパク質をコードしないRNA に関する研究が盛んだ。そのなかでも、特に注目されているのが「機能性RNA」とよばれるもの。核内にある低分子RNA やメッセンジャーRNA に似た構造をとるRNA などについて、最新の研究成果を報告する。

nature gallery

 虫たちの見事なカムフラージュ

虫は、鳥などの敵が多いから、できるだけ見つからないようにという工夫をする。葉の裏など見えない場所に身を潜めるというのは当たり前で、ついには姿を植物に似せてしまう虫も現れた。

News

 原子核物理学者が核融合エネルギーの経済性を批判

一方、核融合の支持者たちは、論文で展開されているコストに関する議論は時代遅れだと反論。

 靴箱サイズのスキャナーで隠されたドラッグを見つける

「テラヘルツ波」検出装置によって、そのうち警察は密輸ドラッグを検出できるようになるかもしれない。

 睡眠についての目が覚めるような報告

睡眠不足は命にかかわり、財布にもひびく。

英語でnature

 化学:パーキンが作ったモーブ染料

今回の記事は、ニュース性のない、「科学こぼれ話」といった風情の話です。しゃれやひっかけのないごく素直な文章で、英語の基本に戻ってみましょう。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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