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ファージ感染した緑膿菌は免疫系から逃れやすい
緑膿菌は褥瘡などの創傷における持続感染の原因となり得る。 Credit: BSIP/UIG/GETTY
緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)は抗生物質治療に耐性を示すことが多く、米国では院内感染の約10%を占めている。このほど、緑膿菌に特定のウイルスが感染していると、ヒトの免疫系がこの緑膿菌を見逃しやすくなることが分かった。
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翻訳:三谷祐貴子
Nature ダイジェスト Vol. 16 No. 6
DOI: 10.1038/ndigest.2019.190602
原文
Virus tricks the immune system into ignoring bacterial infections- Nature (2019-03-28) | DOI: 10.1038/d41586-019-00991-4
- Sara Reardon
参考文献
- Sweere, J. M. et al. Science 363, eaat9691 (2019).
- Febvre, H. P. et al. Nutrients 2019, 666 (2019).