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研究助成金獲得の秘訣

研究助成金をめぐる競争はこれまでにない激しさになっている。Natureは助成金獲得の熟練者に話を聞き、データを徹底的に調べて、どのような戦略が有効で、よくある助言のうちどれを無視するべきかを探った。

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ILLUSTRATION BY SÉBASTIEN THIBAULT

Nature ダイジェスト Vol. 14 No. 9 | doi : 10.1038/ndigest.2017.170918

原文:Nature (2017-05-25) | doi: 10.1038/545399a | The best-kept secrets to winning grants

Kendall Powell

麻酔専門医で臨床研究者であるPeter Nageleが初めて独立の地位を得たとき、滑り出しは上々だった。ワシントン大学セントルイス校(米国ミズーリ州)の自分の研究室のために、2007年にキャリア初期研究者向けのグラントを2つ獲得していたからだ。しかし、米国立衛生研究所(NIH)の高額のグラントを2回申請したところ、いずれも不採択となった。心が折れるような思いだったという。Nageleはこのとき、初歩的な過ちを犯していた。一方の提案は、1万人の患者を対象とする臨床試験に関するもので、規模が大きすぎた。もう一方は、NIHの優先研究領域ではなかった。「どちらのプロジェクトも日の目を見ませんでしたが、考えてみれば当然でした」と彼は言う。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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